バックスコーヒージャパンのCEOである、水口貴文さんは会社の経営方針や事業として会社を引っ張っていく存在です。
普段は商品しか見ないため、知名度の高いコーヒーチェーン店を引っ張っている人物がどのような人か気になった方もいるのではないでしょうか。
漠然ときっとすごい人なんだと思ったかもしれません。
今回は、水口貴文(スタバCEO)さんの経歴まとめや年収について調査してみました。
また、スターバックスコーヒージャパンが常に進化し続けている理由についても紹介しています。
水口貴文(スタバCEO)の経歴や年収は?
水口貴文(スタバCEO)さんの経歴や年収について紹介します。
経歴
貴文さんの経歴について年代順で紹介します。
1989年:プライスウォーターハウスコンサルティング 入社
水口貴文さんは上智大学を卒業後、入社したのがプライスウォーターハウスコンサルティング社です。
一番の最初就職先からコンサル事業をしている会社に入社し、ビジネス経験を積んでいったんですね。
プライスウォーターハウスコンサルティングは2002年IBMにより買収されています。
2001年:LVJグループ株式会社 入社(現ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社)
2001年になるとLVJグループ株式会社へ入社しています。
2008年にはLVJグループ株式会社のマーチャンダイジング担当副社長を務めました。
その2年後、2010年にはLVJグループ株式会社である、ロエベ ジャパンカンパニーのプレジデント & CEOに就任しました。
他にも、LVJグループ株式会社取締役とロエベ韓国株式会社 代表取締役 プレジデント & CEOを歴任しています。
多くの役職を経験されていたため相当な実力があったのだと思いますね。
更にこのLVJグループ株式会社ですがルイ・ヴィトン ジャパン株式会社なんです。
会社の仕事でフランスに行っていたこともあったそうですよ。
2014年:スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 入社
2014年になると水口貴文さんはスターバックス コーヒー ジャパンに入社されます。
同年の9月にはスターバックスのCOO(最高執行責任者)に就任しました。
2016年の5月11日には代表取締役最高経営責任者(CEO)に就任しています。
ブランドビジネスに造詣が深く、グローバルビジネスに対する経験も豊富で、スターバックスブランドの価値観を共有できる人物であるとの判断から今回のポジションへの就任となりました。
引用元:スターバックスコーヒージャパン
CEO就任時の発表では上記のように会社よりコメントが発表されています。
適任者といった内容で期待されているのが分かりますね。
年収
水口貴文さんの年収情報は見つかりませんでした。
ネット上の噂によると、アメリカのCEOの年俸が1000万ドル~2000万ドルと日本円にして11億~22億ほどです。
そんなにあるのか…と、これは驚きですよね。
年収まとめのサイトによると、スターバックスコーヒージャパンでは役職がもらえると1,000万円を超えれる可能性があるとのことです。
水口貴文さんは1,000万円~5ケタ近い年収はあるかもしれませんね。
水口貴文(スタバCEO)は実家(靴屋)の経営立て直しで苦労していた?
水口貴文(スタバCEO)は実家(靴屋)の経営立て直しで苦労していました。
貴文さんの実家は靴の製造・販売会社でした。
そこで経営の立て直しを20代後半から34歳くらいまでしていたそうです。
ちょうどLVJグループ株式会社へ入社する前までですね。
当時、コンサルティング会社に勤めたキャリアを持っていたとはいえ、暗中模索しながら必死に前に進むような状態で、毎日が本当にしんどかった。
引用元:MEN’S Ex ONLINE
経営が厳しい時期だったんですね。
資金繰りやリストラなども経験し本当に辛かったようですね。
水口貴文(スタバCEO)の支えとなっていた本3冊を紹介
水口貴文さんのお勧めの本を3冊紹介します。
1冊目:小説 上杉鷹山
水口貴文さんが経営の立て直しで大変であった時の支えとなってくれたのが『小説 上杉鷹山』(童門冬二著)という本です。
水口さんは「大変なことがあっても、しっかりと向き合っていけば最後はどうにかなる」という勇気をこの本からもらっています。
この本を知ったのは情報を信頼している方から教えていただいたんだとか。
これをきっかけに「聞き流すだけでなく、その情報を活用させていただくことで自分のものにする」という大切さを実感したそうです。
この気づきは今の水口貴文さんに活きているそうで、信頼している方から勧められた本は読んでいるそうですよ。
本から学び実践できている水口貴文さんは素晴らしいですね。
2冊目:スターバックス再生物語・スターバックス成功物語
2冊目はスターバックスを世界的なコーヒーチェーンに育て上げた、元CEOのハワード・シュルツさんの本です。
水口さんがこの2つの本(スターバックス再生物語・スターバックス成功物語)を読んだのはまだスターバックスへ入社する前だったそうです。
自分は「なんで働いているのかな」と思いました。これからの自分の人生をどういう働き方で、どんなところで働くんだろう、と考えさせられた本です。
引用元:bizble
この本から働く意味や考え方を学んだんですね。
実際に水口貴文さんはスターバックス再生物語・成功物語を読んでスターバックスへ転職するきっかけとなった本だそうです。
貴文さんはこの本からハワードさんの情熱や「弱さを出せる強さ」を知り、他の経営者と違うイメージの経営者だと感じとっています。
また、実際にスターバックスに関わることとなり、本の内容と実態が会社に浸透していることに驚いていました。
スターバックスそのものが本となっているのかもしれませんね。
3冊目:7つの習慣
7つの習慣は経営者の間では有名な本です。
貴文さんはこの本に出合ってから何回も読み、毎年5年計画をお正月に作っているそうです。
エネルギーがいる作業ですが、「こうなっていたい」という自分の姿へ、自分の行動の原動力になっているそうです。
また、5年ではなく10年を見据えたビジョンも作ったことがあるそうですよ。
自分の進むべき道がクリアになり、精神的にも悪くないということなので気になります。
経営者のお勧めする本は読みたくなりますね。